吉祥寺まちのツアー実践研究会
“吉祥寺まちのツアー”実証実験 第一弾
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「吉祥寺の商店街で 昭和を探す」報告 ■実施主体:特定非営利活動法人 まちづくり観光機構 ■プレゼント提供:吉祥寺活性化協議会 吉祥寺サンロード商店街振興組合 ■実施日時:2006年1月22日(日) 13:00−18:00 ■実験目的:当日の告知だけで有料のツアーに参加してくださる方がいるか ■責任者:野々山 桂 (まちづくり観光機構 理事長) ■運営スタッフ:東京都観光部 観光まちづくりプランナー塾一期生有志 坂本さん、山下さん ≪まちのツアー基本情報≫ ■ツアーテーマ:”吉祥寺の商店街で「昭和」を探す” ■ツアーの目玉:「今だけ・ここだけ・あなただけ」 有料とするにはやはり「今だけ・ここだけ・あなただけ」が無ければ実現しません。 今回は事前に周った何件かの昭和から続く歴史ある商店の皆様、地域の皆様にお願いして、ご自身のお店・お家や周辺地域の歴史などを語っていただくようお願いしました。 普段、ただ利用するだけでは決して触れることの無い隠された吉祥寺の昭和の香りを参加者の方に感じていただこうというのがこのツア−の目玉です。 ■ガイド:岩田 (まちづくり観光機構 事務局) ■参加費:2,000円 - 意見交換会の食費込 おみやげ(*)付 ■募集参加者(お客様):先着・限定5名 ■参加者募集方法:案内所前でプラカ−ド、チラシ配りで飛び入り参加者を実際に募集する ■告知方法:
■用意:
参加者募集の際に使用したプラカード
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当日のツアー旅程
"吉祥寺の商店街で『昭和』を探す" 旅程表
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13:00 〜 14:00 参加者募集 |
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スタッフは13:00に吉祥寺まち案内所前に集合し、出発時刻の14:00まで、プラカードを立て、チラシを配布しながら参加者を募集しました。 募集を開始し始めてすぐに三鷹在住のご夫妻が参加申し込みをしてくださいました。(お二人は週刊きちじょうじの記事をご覧になって来てくださったそうです) その後、吉祥寺活性化協議会の方が1名いらっしゃいまして、申し込みくださり、続いて、スタッフとしてご参加の神楽坂のSさんのお知り合いの女性1名が来てくださいました。他にも関心を持ってくださる方も何名かいらっしゃったのですが、時間のご都合が合わないなどの理由でご参加いただくことはできず、結局参加者は全部で4名となりました。 |
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参加者募集の様子 |
出発前に参加者・スタッフで集合写真 |
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(1) 弁天湯 |
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当日はご主人のお母様のお話を伺うことができました。 昭和21年ご創業 当時は現在の東急百貨店あたりにあったそうですが、東急百貨店の出店に伴い、昭和45年に現在の場所に移転されたそうです。 男湯・女湯をまたぐ立派な富士山のペンキ絵、美しい絵柄の擦りガラス、アーチ状の天井など、弁天湯ならではのものを見せていただいた他、通常利用するだけでは決して見ることのできない女湯・男湯を両方見学させていただくこともでき、大変貴重な機会をいただきました。 |
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女湯から富士山のペンキ絵 |
男湯から富士山のペンキ絵 |
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美しい擦りガラス |
ご主人のお母様のお話を伺うことができました |
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(2)かない米店 |
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米の配給制から民営化への流れのなかで、昭和28年4月にご創業。 建物は大正13年のものだそうです。 現店主・2代目は西東京米穀店経営研究会(米の研究・経営に対して日々勉強し、レベルUPを目指す) 幹事長でおられるほか、3代目は全国米穀協会 おこめアドバイザーでもいらっしゃる。 当日お店はお休みでしたが、事前にお話を伺うことができました。 |
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当日は定休日でしたが、歴史ある建物を拝見させていただきました |
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(3)魚石 |
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大正13年のご創業以来、ずっと現在の場所で営業されているそうです。 鮮魚の販売だけでなく、炭火で焼いた魚も販売されています。 |
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お店の正面には鮮魚、向かって右手には炭火焼の煙が見えます |
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(4)若林シャツ |
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昭和37年に渋谷でご創業、昭和39年に現在の場所に移転されてきたそうです。完全オーダーメイドのシャツ屋さんで、現・店主様が創業者。 ご主人のこだわりの業を目当てに、遠方から注文シャツを作りに来るお客様もいらっしゃるそうです。 |
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ガラス張りの扉の中には様々な色・デザインの生地、奥にはサンプルが展示してあります |
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(5)理容室 ハルタン |
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昭和を感じさせる 理容室 |
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(6)よしの家 |
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ショーケースのサンプルが昭和をかんじさせる中華料理店 |
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昭和を感じさせるお店2軒を通りから見学しました |
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(7)S様邸の大樹 |
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向かって左、屋根から伸びているのが樫の木 樹齢80年ほどで、気根がご自慢の大イチョウの木は樹齢110年ほど。ご主人のSさんは各地の大木を見にいかれているそうです。 建物は約80年前(昭和のはじめ頃)に建てられたものということです。 |
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写真の奥が樫の木 手前が銀杏の木 |
いつの間にか後に人だかりができていました |
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(8)いせや総本店 本店 |
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昭和3年創業の老舗。開店当時からずっと精肉卸売業と精肉店を経営され、 昭和29年から焼き鳥店を始められたそうです。 ほかに井の頭公園のすぐ近くに公園口店もあります。 今の建物は今年取り壊され、建替えられることになっているそうです。 |
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いせや総本店 本店 歴史を感じる佇まい |
「建築計画のお知らせ」を目の前に |
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(9)ハーモニカ(ハモニカ)横丁 |
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100件近い小さな店が並ぶ様子がハーモニカの吹き口に似ているところから名付けられたと言われています。 昭和20年8月敗戦と時を同じくして出現した 吉祥寺駅前マーケットの面影を残す商店街です。 ここでは各自自由行動としました。 |
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集合時間・集合場所等の説明中 |
ハーモニカ横丁 朝日小路 |
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(10)外口書店 |
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昭和28年ご創業 ご主人は吉祥寺サンロード商店街 常務理事でもいらっしゃいます。 有名文学者の「自筆物」では知る人ぞ知る古書店です。 当日はお忙しい中、店主様よりご丁寧に昭和30年頃のサンロードのお話や、外口書店さんの歴史などをお話いただくことができました。 また、川端康成他、いろいろな文豪の直筆の手紙や原稿などを見せていただくことができ、一品紹介いただくたびにツアー一行から歓声があがっていました。 |
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営業中にも関わらず |
川端康成の直筆手紙です 一同興奮! |
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(11)さかえ書房 |
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昭和22年ご創業の古書店 |
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(12)池田石材 |
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昭和の雰囲気を感じさせる石材店 五日市街道の反対側の歩道からの眺めが特に良いです。 |
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さかえ書房 店内も見学させていただきました |
池田石材 歴史を感じる建物 |
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(13)宮崎様 邸 |
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吉祥寺とは思えないような雑木林を抜けると、宮崎さんのお宅があります。 宮崎さんのご先祖は明暦の大火で、江戸(駒込)から武蔵野村に移住を命ぜられ吉祥寺を開拓した武士団のお一人。ご自身は1918年(大正7年)武蔵野村吉祥寺でお生まれになり、(おそらく)16代目です。当日は昭和30年代の吉祥寺のまちの様子を、昭和30年頃の宮崎さんご自身の思い出を交えながらお話しいただくことができました。また、宮崎家の家系図を広げて、宮崎家のこともいろいろとお話しくださいました。 昔の吉祥寺駅の廃材を利用した囲炉裏の板などを見学させていただきました。 |
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趣ある宮崎さんのご自宅の中でお話を伺いました |
家系図をもとに宮崎家に |
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(14) お好み焼 まりや |
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お好み焼き一筋40年 生地と具をいっしょに焼く関東風お好み焼きの老舗です。 趣のある和風の店内は民家を改装したものだそうです。 ミックス天を4枚と焼きそばを5人前、あわせて9人前オーダーし、冷え切った体を温めるため、ビールでの乾杯はやめて、焼酎のお湯割りとホットウーロン茶で乾杯し、意見交換会が始まりました。 参加の皆様からは「十分楽しめた」といったお言葉もいただきましたが、しっかりと厳しいご意見もいただきました。 |
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つたがからまるステキな外観 |
まりや での意見交換会の様子 |
実験結果
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当日の参加者数: 4名(うち、当日の告知でツアーに参加してくださった方: 0名) 「週刊きちじょうじ」の告知記事をご覧になってご参加くださった三鷹在住のご夫婦2名と、吉祥寺のまち関係者の男性1名、運営スタッフのSさんが誘ってくださった神楽坂の女性1名の合計4名にご参加いただき、ツアーの内容にはそれなりに満足いただけたようですが、当日の告知で参加してくださった方は0名でしたので、今回のまちのツアーは「実証実験」としては失敗であったといえます。 |
今回のまちのツアーについての考察・ご参加の皆様からのご意見
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にぎやかな商店街がコースに入っているまちのツアーでは、今回神楽坂のSさんがご用意してくださったようなスピーカー付マイクが大変役立った。
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