「吉祥寺(武蔵野市)歴史クイズ」解答編
■ 第十三問 ★★★答え 井の頭公園駅
1933(昭和8)年には社名を帝都電鉄と改めた現在の京王電鉄が、まず渋谷-井の頭公園間を8月1日に開通。残りの区間である井の頭公園-吉祥寺間のわずか700mは、路盤を高く盛り上げる難工事だったため半年遅れの1934(昭和9)年に完成。渋谷-吉祥寺間12.8kmが全通しました。
開通時、沿線の杉並や世田谷一帯は、田畑や雑木林が広がっていました。しかし前年に大東京制が敷かれ、この周辺も東京市に合併されたため、社名にもあえて帝都の文字が用いられたと伝えられています。
開通後しばらくは人家もまばらだったため、なかなか利用客は伸びませんでした。そこで帝都電鉄では懸命に大宮公園や井の頭公園への行楽客誘致を図ったほか、沿線の土地建物の分譲にも力を入れ、購入者には1年間の無料パスを発行するなど沿線人口の増加に取り組みました。その後1940(昭和15)年には帝都電鉄は小田原急行鉄道と合併、さらに1942(昭和17)年には小田急が東京急行電鉄と合併し、このとき帝都線は井の頭線と呼び名が変わりました。